eyecatch

https://wkwkrnht.github.io/BandPlanVisualize/

今夏、こんな感じのサイトつくってました。これは周波数基準で、複数の規格や国のバンドプランを見比べることができるものです。我々のような好事家にとって、このようなバンドプラン、チャンネルプランの一覧はある種のバイブルとして機能します。妄想に、実用に、干渉検討にといろいろな場面で基準資料となります。それ故に、視覚化された一覧表があると便利だったのです。ただしその類のもので、複数の規格や国のデータに対応しつつ、どの周波数帯も対応してるものは、殆どありません。もしかしたら存在するかもなーぐらいに、見かけることないです。そこで、作ってみようと思い、現在運用中です。対応済みのものは、日本総務省、3GPP、Wi-Fi、BT、ETSI、ISM、DECT、日本MNOの一部なので、順次拡大していければと思っています。特に放送周りは実用性高いので、できたらいいなぁとは思うのですけど、作業量にくじけている現状です。中継局とチャンネルがバラバラなので、データ作成が大変です。

このサイトを作る際に、どのようなアーキテクチャにしようかと悩みました。単体アプリ、Webサイト、いろんな形式が頭に浮かびました。結局、Webサイト、CSV型データセット、midlemanでジェネレートという"いつもの形"に落ち着きました。Webサイトで書くと決めたときは、CSVをVanilaJSで読み込み、要素を逐次描画する方式を取っていましたが、負荷が大きすぎて処理不能に陥りました。そのため、仕方なくmiddlemanを導入した形となります。midlemanに限らず、何かしらの静的サイトジェネレータを導入しないと、サイト描画が完了しないという地獄でした。今でも、要素数のお陰でメチャ重なので、いい案をお持ちの方は提案していただけると助かります。まだ、CSSのルールやJSの介入で重い部分があると思うので、修正していければと思います。