
予告通り、組みました。構成は、以下に載せます。ちょっとばかし追加したパーツもあるので。OSは公開していませんでしたが、結局Windows Server 2016 Standardになりました。これが最悪の結末を招くのですがそれはおいおい、というわけで進んでいきましょう。
構成
種類 | 商品名 | 金額 |
---|---|---|
CPU | Ryzen3 2200G | 13,608-13,608=0 |
GPU | 例のグラボ | 7,106 |
RAM | AD4U266638G19-D | 9,980 |
マザーボード | B450 Pro4 | 8,769 |
SSD | ASU650SS-240GT-X | 4,980 |
電源 | KRPW-AK650W/88+ | 6,066 |
ケース | ECA3360B-BT | 2,700 |
OS | Windows Server 2016 Standard | |
総計 | 39,601 |
こんな感じです。当初の予定より基礎分は安くはなったのですが、アップデートパーツがかさんでしまいました。とはいっても、APU無料とここには載せていないポイント還元などがあるので相殺どころの騒ぎではないのですが。いずれにせよ、ロードマップ上のものが早まっただけなんですけどね。実際に組んだ感触としては、配線用のスペースが足りないことと、プラグイン電源ではないことの汚点がはっきりしたことですね。夏を考えると、クーリング上の利点がある裏配線はできる限り行いたいわけです。そこで、全部の線を通したところ蓋が閉まらないという事態に、SATA電源や4ピン電源なんかは使っていないですが、安い電源なのでプラグインじゃないんです。そのせいで、大分汚くなってしまいこの組み合わせは邪悪だなぁと感じました。なので、プラグインかつ80PLUS Gold以上の良質電源に載せ替えようかと思います。これ以上の性能向上には、「普通」のGPUが必要なのでそのためにも電源載せ替えは必要ですね。Zen2にしたいのですけれど、そのためには、総計分もう一回の支払いが必要なので、躊躇しているところです。夏のボーナスよ来い。
Windows Serverという「クセ」
このOSは一般向けではないです。エンタープライズのホストやホームサーバーでGUIを求める人に使われます。一昔前にはWHS2011が廉価Windows7として持て囃されたこともあり、なんとかクライアントとして動かせなくもない、むしろUWP化によって易化しているだろうという観測でした。でした。さすがはM$です。そういった甘い妄言はぶち壊してくれます。いくつかは、Qiitaのほうに書いたのでそちらを参照してほしいのですが、これはAMDの怠慢といえます。おそらくPro版も影響を受けているので、そう考えると素直に馬鹿じゃない?としか言えないんですよね。公式フォーラムに事象がレイズされているので、声明なりなんなり出しといて、問題点説明すればいいのにそれすらしないのはさすがに擁護しようないです。Photon2も買ってちゃんとAMDでそろえて組んだのに、この仕打ちですよ。だからB2BでIntelに勝てないのは当たり前ですよ。正直この一点は予想もしていませんでした。確かにエンタープライズ向けのSKUではないのですが、制限はかかっていないだろうと踏んでいたので。そうすると、CPUとGPU架装をする前に、ちゃんとWindows10のライセンス買わないとなぁとかそういう感じになってしまいます。
もちろん、それだけじゃないですよ?まず、UWPを作った意味が不明なことです。Microsoft Storeはインストールできず、個人アカウントでは実行パッケージもダウンロードできないので、ないのと同じです。せっかくTweeten、Spotify諸々をセットアップしようと思ったのに残念です。つまりはForzaも実行できないんですね。売りたくないんだろうなぁ。いや、ターゲットから外れているんでしょうけど、管理者権限で再インストールするぐらいはできてもいいでしょうと。いつまで、Windows Media Player使わすねんと思わず言いたくもなります。さらに輪にかけてひどいのが、リモートデスクトップサービスをインストールすると、個人契約のOfficeがライセンスを満たさなくなることです。エラーメッセージにはターミナルサービスと書いているので、気づきにくいでしょう。はてなに関連記事があったので気づけましたが。要件ページにでもわかりやすく書いてほしいというのが本音です。注釈は対応を見なければいけないので、見づらいので嫌いなんですよね。インテントつけて直後に書くでもいいじゃないというのが本音です。焦ってTunderbirdを入れてしまったので、移行作業があります。Officeはインストール対象がコントロールできれば尚いいんですけどね。誰が私用でOutlookとWindows10付属メーラー重複させんねんと。どちらかはアンインストールしたいです。これは、UH75/B3の愚痴です。まあ、こんな感じでR6Sの動作確認をしたくらいで、あまり満足いくソフトウェア環境ではないというのが本音です。GPUの割り当てができていないですし。
まとめ
安さにこだわりすぎましたね。ハードの方はまだ我慢できます。というか、電源は消耗品なので時機を見て交換しますし。問題はソフトウェアです。こんなに使えないもんだと思いませんでした。AMDerは気づかないですよねぇこんなところ。商用環境でバシバシ使われるほどの普及率ではないことが、傷になっています。時間が解決してくれることを望んで待っています。たぶん、次こいつが出てくるのが、ストレージ増設かメインスペックの刷新でしょう。その時をお楽しみにー。もしかしたら、R6Sもレポートするかもです。