eyecatch

終わりましたね。Zenvolution。モノ自体は面白いと思います。Zenbook3とか、ZS570KLとかは富豪なら買いたいです。そんなお金は、原油でもわかない限りできないんですけれども。発表詳細は、

http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1022244.html

http://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/news/1022212.html

この二記事で網羅できると思います。

発表スライドの誤り

これはちょっと色々と。 pic.twitter.com/AKmghnXKIF

— Jun Shimada (@shimajiro) 2016年9月28日

比較表、S7 edgeのところ間違ってるような。少なくとも日本では3CC CAできるし。

— Junya ISHINO/石野純也 (@june_ya) 2016年9月28日

プレゼン中に指摘が入ってました。価格帯や性能からいっても表に上がる機種は、間違っていないのは確かです。でも、Galaxy S7 edgeの日本向けモデルであるSCV33とSC-02H、どちらも3CC CAに対応しています。SCV33が_1A-41Cに、SC-02Hが_1A-3A-19Aと_1A-21A-19Aにそれぞれ対応しています。SC-02Hに関して言えば、PREMIUM 4Gとしてドコモが宣伝していたはずです。どうにもお粗末なミスとしか思えません。

ZenFone3高い、ちょっと高い。

具体的には、3000円ぐらい高い。モトローラも似たような新モデルの構成でしたけど、それは、数が見込めないという明確な理由があったわけです。ASUSほどのプレイヤーが勝負しなくてどうすんねん。と、一消費者としては思います。

http://shimajiro-mobiler.net/2016/09/28/post42890

上記の記事で考察が行われていますが、同一SKUなので、認証関連については価格転嫁ができてしまいます。さらに、運用が改善されたとはいえ、公的規格に適合していることが保証されるというのは、絶大な安心感を生みます。その上に、日本向けのノウハウを持つ中華・台湾系ブランドという希少価値を示せます。であるならば、電気的に同一として全モデルを適合させ、それについてしかるべき表示をしてほしい。それで、認証に関するコストを平準化してほしいというのが正直な本音です。ほかの二つについて考えても、約8,000円ほどの値上げについては納得がいきません。それが、たとえ必要な値上げだったとしても、その説明をしようとはしないというのは、不誠実と言わざるを得ません。

ちょっと推測

販売サイクルは、自作機向けマザーボード同様にハイから順に投入するようようにしたのかなと思います。それで、しばらくは全世代の在庫処分を行い、それがある程度になったらミドルロー以下の一斉投入。グラフィックボードの例を見ると、部材の安定供給が見込め、ニーズがあるようだったら一定の流通量確保。そのように変えていくのかなと。であるならば、やっぱりその説明が必要だと思います。そうでないなら、どうしてZenPad 3 8.0を単騎で投入したのか?発表会から数日もたたないうちに、なぜこのような発表をしたのか?両者ともに、今回発表された製品たちと、強いシナジーを生むものばかりです。とくに後者。ASUSTORのNASと合わせて強いエコシステムを示すのに、あれ程適した舞台はなかったはずです。正直もったいないなぁと思ってしまいます。

まとめ

今回のASUS見てるとかつてMVNOの先駆者だった日本通信と重なってしまう。

— 板買うわ。 (@Nexus_K) 2016年9月28日

この一言にまとまってるなぁ……。バレバレの嘘をついて競合他社よりも良くみせて、がっぽり金はいただくと。それは一つのビジネスの形としては、否定しないけど、ASUSにやってほしくなかったというのが本音。いや、このブログに本音以外書いてませんけど。やっぱり何かしらのプロダクトを世に出す、となったら、とにかく情報は確かにとにかく取引相手、使用者に対して誠実にというのは原則だなぁ。と感じた発表でした。(これで、自作系のほうにとばっちりがいかないか心配な@wkwkrnhtより)